宇宙を題材にした作品も多いかな。主人公である少年が機械の人間に母を殺されてしまい、機械化した身体を手に入れて永遠の命を手に入れるためにスリーナインに乗って自分が住んでいる星以外の星を訪ねる旅をする。その旅の途中では様々な星の停車駅に停まり決められているホテルに滞在し、1000号のパスポートを盗まれたりなどの多くの騒ぎや揉め事の多い旅をしていきます。銀河鉄道999という漫画がありますが、小さい頃に見た目の感じで、全く面白そうに感じず読まなかった漫画です。

大人になってから読んでみてこの作品のファンが多い理由がわかりました。松本零士作品はその他新竹取物語1000年女王など人気の高いタイトルがストーリーが壮大なものが多く本を買って読むとなると数がすごそうで、迷っていたんですが、ネットで読める電子書籍で探したら、複数タイトルを見つける事ができたので月額会員になって興味がある部分だけを選んで読んでいます。



銀河鉄道999の主人公である男の子は異星の住人達との心のやり取りを経験し、人間の欲をその目で見てメーテルの持つ悲しみを知る。



その旅の終わりごろには人間と機械の人間との根本的な違いを知り、命の有限の良さを知る。作者の言いたいことを反映していると思われる鉄郎の一言は人として大事な事を語っていて多くの人の心に今も残っています。